からくり座で披露する物語
原発が暴走し、人類が火星へと移住した後の残されたロボットたちの日常を描く。
題名は『INORGANIC(イノルガニック)』。その後に数字で0000564などと付く。これは、原発が暴走してから564年たった日、という意味。
劇場へ行くと、腰高程度のロボットたちが、我々を見て「神だ!宇宙人だ!」などという設定。
BGMはJAZZ。
ロボットたちの会話は、セッションといって、内蔵された音で会話する。文字は全て数字。
映画会社の体制が整い、合成技術等がそろったら、0000000を描く。
ロボットは、バイオマスエネルギーを動力とし、実や植物を食べる。
人間のDNAをもとに作られたため、ロボットたちの生活は人間の生活にごく近い。
ロボットには、DNAチップが埋め込まれており、機械学習で成長がプログラムされる。
結婚して、子供を作るときは、二人で製鉄所へ向かい、新しいボディに二人のDNAチップを挿入する。
劇場には、ヒトの入れるカプセルを置き、VR技術によってロボットをリモートコントロールできるようにし、リモートコントロールされたロボットは、人類でいうキリストのような役割を果たす。
ロボットたちは、人類による、ロボット製作各社の取扱説明書の残骸を聖書と呼び、各社の取扱説明書の記載の違いによって、戦争を起こす。
残されたロボットたちの日常、戦争、宗教、社会を描く。