意識・転生・有機体
仏教の革新的なところは、埋葬の仕方にあると考えています。
通常は土に埋めて埋葬しますが、仏教は焼いて埋葬します。
土に埋もれた意識は土の中の生物に移ると考えています。例えば、植物とか、虫など。
焼いて埋葬されたものは、風になるのでは、と考えています。
私は風は意識を持って動いているものだと思っています。
風になった意識は、生命に吸い込まれ、赤ちゃんとして生まれる。
つまり、焼いて埋葬した方が人としての転生が早くなるのでは、と考えます。
ピラミッドの時代では、王が民から深く愛され、王が亡くなった時は民が深く悲しみました。
そこで、転生を最も早める方法として、王を布でくるみ皮膚を腐らせないようにしてミイラとしました。
今では、ミイラが動き出す、というような話がありますが実際に起きていたのではないでしょうか。
心臓が止まって、もう一度動き出す、というのは、アメリカの墓地の棺桶の中に、引っ掻いたあとがあった、というように、事例があります。
ピラミッドという建造物自体、非常に精密に、かつダイナミックに作られており、当時どうやって作られたのか解明できていません。
先ほどの転生の思想が当時から根付いており、実は今より文明が優れていた、ということは考えられないでしょうか。
私の考える有機体のように、土に還る機械のようなものを、発明していたのかもしれません。